2017.06.02
七五三の意味とは・・・
こんばんはAYAKOです。
ここ最近、夜にグッと冷える日がありますが
皆様風邪などひいていないでしょうか?
私は寒い夜には生姜を積極的に摂るようにしています。
とても体が温まって気持ち良く眠れます!
6月に入って、段々と七五三のシーズン(秋)が近づいてきたからなのか、
こんな質問を頂くことが増えてきました。
「七五三っていつやればいいんですか?」
数え年?
3才・5才・7才じゃないとダメなんですか?
昨年撮るタイミングを逃してしまったので今撮りたいのですが…。
などなど…。
地方によっては異なるようなのですが、関東地方では
数え年でそれぞれ行います。
3才(満年齢2才になる年)・5才(満年齢4才になる年)・7才(満年齢6才になる年)
「七五三の年に病気をしてしまった。どうしても家族の予定が合わなかった。」
など色々ご家庭の事情があるかと思います。
過ぎたらやっちゃダメ!という事はありませんので、
お気になさらずに、撮れるタイミングで撮影しましょう!
ちなみに、今でこそ「七五三」と一括りにされがちですが、
本来は3才・5才・7才では全然意味の違う行事として行っていました。
・3才…髪置きの儀 主に女児が行う行事でした(男児が行うこともある)。
江戸時代は3才まで髪を剃る習慣があったため、それを終了する儀。
・5才…袴儀 男児が行う行事でした。男児が袴を着用し始める儀。
・7才…帯解きの儀(紐落) 女児が行う行事でした。女児が幅の広い大人と同じ帯を結び始める儀。
何故3才からなのか?
現在では出産後14日以内に出生届を出しますが、昔は赤ちゃんの死亡率が高かった為か
3~4年経ってから届けを出していたそうなんです。
その為七五三のお祝いは今まで無事に成長してくれた事への感謝と幼児から少年・少女への節目に
希望溢れる将来と長生きを願って…
といった意味があるそうです。
その行事に込められた意味を知ると
今まで長い年月をかけて大切に伝えられてきた理由を再認識できますね。
たくさんの方々の感謝や願いがこもっていて
尚且つ、私自身もそうやって大切に育ててもらったんだな…
と、両親は勿論ですが祖父・祖母にも感謝を伝えたくなった今日この頃です。